- i-limb™デバイスは、機能的には、自動車を運転する患者の補助をする能力がありますが、世界の交通規制の違いや患者の能力の違いを含めた複数の要因によって、タッチバイオニクスはi-limb™デバイスを使用する患者が自動車を運転する事について、決定的なアドバイスをする事は出来ません。
- タッチバイオニクスは、実際にi-limb™を使用して自動車を運転した事がある患者が存在する事を認識しています。運転する場合は、その前に以下の事を勧めます:
- お住まいの地域の交通/運転に関わる機関に訪ねて、現地の規制を入手してそれを理解する;
- 関係機関と相談しながら、現地の規制や障害の程度に応じて、車を改造してもらう事;
- 現地の規制で必要であれば、義手を使っての運転能力を見せる為に、運転のテストを再度i-limb™デバイスを使って受ける事;
- ユーザーご本人が加入している保険会社に連絡して、i-limb™デバイスを使用して運転する事を知らせる;
- デバイスのバッテリが完全に充電された状態である事を確認する。i-limb™デバイスは低バッテリのお知らせ機能が付いていますので、低バッテリになったら、シグナルが鳴ります;
- i-limb™デバイスをオフにする事。これは、無意識的に筋肉シグナルが発信される事を避けるためです;
- 親指を指の横の(ラテラル)ポジションに動かす事。これは手を開かずにi-limb™をハンドルから放す事が出来るようにする為です。
- 患者が身体的にも法律的にも運転できる事を確認するのは、完全に患者の責任であり、i-limb™を使用する患者が自動車を運転する事の結果またはそれと関連した内容で、法律が許す限り、Touch Bionicsはどの状況においても、そのクレームが患者からであっても第三者からであっても、一切責任を負いません。